聖籠アルビレッジ(①クラブハウスB棟・②選手寮B棟)
設計データ
御発注者:株式会社アルビレックス新潟
業務種別: 設計・監理
構造:木造
階数:①平屋②地上2階建て
面積(m2):①180.74㎡、②385.04㎡
開発面積:
竣工年月:2023年 02月
主要用途:①スポーツの練習場、②共同住宅
補強種別:
定員:
新潟聖籠スポーツセンターアルビレッジに新たに「クラブハウスB棟」及び「選手寮B棟」を増築した。
計画地の新潟聖籠スポーツセンターアルビレッジは、今年(2023年現在)J1に昇格したアルビレックス新潟のサッカー練習場で、サッカーピッチ6面とフットサルコート、クラブハウス、選手寮等を有する、敷地面積117000㎡超の広大な土地だ。
「クラブハウスB棟」はレディース選手をサポートする施設であり、30名分のスポーツロッカーの他、マッサージルームを完備している。建物はスポーツセンターと渡り廊下で繋げることでシャワー室との動線を確保しており、家具の寸法はレディース選手が使いやすいサイズとなるよう工夫した。外観はアルビレックス新潟を象徴する大きなサインを掲げ、既存棟と一体感のある色合いで仕上げた。
「選手寮B棟」は、新型コロナウイルス蔓延防止の観点から、2人1部屋の既存選手寮(選手寮A棟)に住む一部の選手にご移動いただき、1人1部屋とすることが目的である。建物はシンプルな片廊下型でありながら、風雨や雪の厳しい本計画地でも選手が安全に利用できるよう廊下を屋内空間として計画した。