イリーゼ立川砂川
設計データ
東京都の補助事業で採択され、土地オーナー様の相続対策として計画。
計画敷地はオーナー様が所有されている生産緑地に面していて、開放性がありとても環境の良い敷地条件だが、その敷地形状が路地状敷地であることから、土地利用の法的制約がある、とても厳しい設計条件だった。
特殊建築物を路地状敷地に計画する上で、立川市との協議を重ね、様々な制約の中で、計画した建物はグループホーム・デイサービスの複合福祉施設で、建物規模は鉄骨造2階建となった。
2階にグループホーム1ユニット9室、1階にデイサービス30人の施設となっている。 建物全体に施設的な雰囲気を打消し、デイサービスの食堂・機能訓練室に至っては、クレイズプラン独自のDay Cafeコンセプトの空間を演出した。
また、窓際にカフェカウンターを設け、カウンター越しの窓から見える景色は様々な野菜や果物が植えられた緑豊かな農園が広がり、入所、通所される方にとって心落ち着く施設となっている。